フルチンとホテル

昨日はお店が休みだったので、仕入れ→銀行→朝練→プール

と夕方まで忙しく動いた。

今年初のプール。

私の行きつけの、こてはし温水プールに孝太郎と行ってきた。

駐車場についてビックリ。

車を止めるのに３０分待ちの看板が・・・。

「やられた・・・どうしよう・・・」

孝太郎に一応聞いた。

「どうする？今日はやめとく？」

孝太郎は言った。

「行くしかないでしょ」

私は言った。

「だよね・・・」

３０分待ちと書いてはあったが、実際並んでみると１０分くらいで車は止められた。

更衣室でさっさと着替えを済まし、プールに行こうと思ったら、一丁前に孝太郎がチンコ隠して

着替えてたから、「お前いちいち、タオルで隠すな！お父さんを見ろ！」と

男の生きざまを見せてやったら、まわりの子供たちもドン引きしていた。

今は更衣室の中でもフルチンは禁止なのか？そういえば、周りのお父さんもタオルを巻いて

着替えていた。更衣室の中でフルチンはマナー違反なのか？

まぁ、いいか、いまさらしょうがない。

水着に着替えやっとプールに辿り着くと、なにか気になる・・・

お腹だ。

夏に対して何も準備をしていなかった私のお腹は無残な姿に・・・

しょうがない、お腹に力を入れていれば少しは凹む。

しかし、そんなことは、１０分も持たない・・・

まぁ～いいか、来年頑張ろう。

私より締りの無いお腹をしたお父さんを見て勝ち誇り、鍛えられた腹筋をしている男の

隣には出来るだけ近づかないように心がけた。

約１時間半の楽しいプールを過ごし、帰りに近くのコンビニで軽食を買って車で食べた。

車の中でふと、孝太郎が言った。

あれは、なんの建物なの？

ん～ん・・・。

「あ、あれはね～、ホテルだよ」

まだ、英語も読めないので誤魔化そうとも思ったが、メンドクサイのでホテルと言って

話を終わらせようと思った。

しかし、それが甘かった。

孝太郎　「ホテル？なんでこんなところにホテルがあるの？」

私　「なんでって、別にここにホテルがあったっていいじゃないか」

孝太郎　「ホテルって観光地とか駅前とか、そういうところにあるんだよ」

私　「・・・・」

孝太郎　「こんなところにホテルあったってしょうがないじゃん」

私「・・・・」

孝太郎　「ねー、なんでここにホテルがあるの？」

私　「・・・・。知らないよ、パパが作ったんじゃないんだから・・・」

孝太郎　「ふ～ん、何か変だね」

私　「そうだな～変なところにホテル作るもんだな」



孝太郎、あと１０年もすればここにホテルがある意味を身をもって知ることが出来るだろう。

それまでもう少し、悩んでください・・・


プールから帰って嫁さんの実家で餃子パーティー。

ボンズの餃子の原点といっても過言ではない、嫁さんの母ちゃんが作る餃子は、

やっぱり旨かった。

ご馳走様でした。


おわり


千葉餃子　ボンズ

店主

関　和孝