本日、休憩時間を利用してauショップに行った。
善は急げ、思い立ったが吉日をモットーにしている私はさっそく今日、スマホを買いに行った。
雪の降る平日15時なので空いてるかと思いきや、結構混んでいて5番目の待ち札をもらった。
今日は、限られた時間しかないので迷ったが、結局待つことにした。
店内をウロチョロしたあとに、私が買おうとしているスマホのアローズがディスプレイとして
置いてあるのを発見。さらに、ただのディスプレイかと思ったら実際に動かせるものだった。
私はそのアローズを手に取った。すると隣にいた若夫婦2人もアローズを狙っていたらしく、
取られちゃったね~みたいな雰囲気に・・・
しょうがないじゃないか、先に手に取ったのは私なんだ、私が終わってからじっくり見ろ。
心の中でそう呟きディスプレイのスマホ「アローズ」を動かし始めた。
私はスマホというものをほとんど触ったことが無い。
当然、動かし方なんて知らない。知らないが何となくは、わかる。
最初はカメラを起動させた。
カシャ!
「ほう、やはり画像が良いな、綺麗だな」などと、心の中でまた呟いた。
次はメールをやってみよう。
そういえば、キーボードでないやつは今まで打ったことがない。
ちゃんと文字が打てるのか?ちゃんと反応するのか?私は試しに打ってみた。
「うんこ」
ほう、打てるもんだな・・・では、もういっちょう・・・
「ちんこ」
ほう、打てる打てる、さすがだな~と感心していたその時、
「5番の札でお待ちのお客さま~」 店員さんが私を呼んだ。
早いな・・・私は「あ、はい」 と答えた。
しかし、このメールに打った「うんこ」「ちんこ」を消さなくてはならない。
スマホをほぼ初めて手にした私は動揺した。
「ヤ、ヤバイ、消し方わかんね・・・」
店員がさらに私を呼んだ。「5番でお待ちのお客さま~!!」
わ、わかってる、ちょ、ちょっと待て、今行くから・・・今消すから・・・
私は動揺していることが、ばれない様に 「は~い」 と少し長めの返事をした。
ど、どこだ?どこを押せば、この文字は消えるんだ?
消えねー、消えねーぞ!ヤバイ、本当に消えねー!!!!
ダメ押しで店員が言ってきた。
「5番札でお待ちのお客さま!こちらへどうぞ!!」あ~店員と目が合っちゃった・・・
あ~もう駄目だ!こちらへどうぞはもう駄目だ!もう逃げ切れない・・・
私は、観念し、「うんこちんこ」と書いたままのスマホをそのまま元に戻し、店員のもとへ向かった。
誰もこのディスプレイのアローズを手に取ることのないように・・・そんな思いも虚しく、
そのすぐあと、先ほどの若夫婦がそのスマホアローズを手に取ったことは言うまでもない・・・。
若夫婦よ・・・ひとこと、ひとこと言い訳をさせてくれ・・・
私は変態ではない・・・たまたま、その文字が書きやすかったので打ってしまっただけだ・・・
男ならわかるはずだ、この気持ち!分かるだろ!若旦那!
心の中でそんなことを呟きながら、後頭部に冷たい視線を感じながら、
私は店員の説明を聞いていた・・・。
皆様もスマホの取り扱いには、くれぐれもご注意を・・・
明日は、auショップ店員のビックリ商品説明をお送りします。
千葉餃子 ボンズ
変態じゃない店主
関 和孝
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