2015年4月20日月曜日

バイク事故

おはようございます。

先日の土曜日の夜にボンズ近くの信号機のある交差点で大事故がありました。

お客様がお会計を終えて店を出たらすぐにまた戻ってきました。

「番長!人が倒れてるよ!!」

え?

意味がわからず外へ出るとすでに交差点の周りは人だかり。

交差点の真ん中付近には400~大型であろうバイク。

その隣にヘルメットをしたまま横になっているバイクの運転手。

道路に流れる血。

え?

どうなってんの?

近くに明らかに動揺している軽自動車の運転手のおばちゃんが居た。

おばちゃんが右折、バイクが直進での事故か。。。

お互いの今いる場所から容易に予想はついた。

いやいや、そんな予想はどーでもいい。

バイクの運転手大丈夫か?

野次馬は一定の距離を保ってただ見守っているだけ・・・

え?

何?

見物?

何十人もいるのに誰も近づいて声を掛ける人もいない。

バイクの運転手は倒れて血を流しピクリとも動かない。

え?

どーすんの?

どーすんの?

そんな葛藤をしていると2分~3分が経ち、

遠くのほうから救急車のサイレンの音が聞こえてきた。

私は勝手な安堵感に包まれた。

救急隊が降りてきて救急車に運ぶときもバイクの運転手は動いていなかったように見えた。

死ぬなよ・・・。

心の中で祈った。



以前の新聞で読んだことがある。

都内で老人が発作で倒れた。

投稿した方は助けに行き介抱をしたが、その間、

何人もの人が携帯を片手に「カシャッ」、「カシャッ」、「カシャッ」と

写真を撮っては通り過ぎていった。

どういう神経をしているのか、悲しい世の中だと。

たぶん写真を撮った奴らは、

「人倒れる なう。」

とか題名つけてSNSか何かで送って楽しむのだろう。

私は今回のバイクの事故の野次馬の野次馬になり見ていた限り、

バイクの運転手に向けて携帯を向けている人はいなかった。

いや、正確にはわからないが、いなかったように見えた。

私もこのブログの臨場感を出すためには、写真があったほうが良いのは百も承知だが、

とてもじゃないがバイクの運転手に向けて携帯を向ける気にはならなかった。

事故の現場を写真撮るとかね、

そういうことはすると思うが、苦しんでいる人間に向けて携帯のシャッターを切るというのは、

犯罪行為に近いよね。

まぁ、もちろんカメラマンとか、記者はね、それを職業としているからいいんだろうけどね。

って・・・

いいのか?

人が生きるか死ぬか、

蘇生措置をすれば助かるかもしれない場面でカメラのシャッター切ってていいのか?

ん~ん。

難しいですね。

ただ、今回の事故で正直、ちょっと自己嫌悪ですね。

なんで野次馬かき分けて動かせない状態ではあったにせよ、

「大丈夫か!」

「頑張れよ!」

「すぐ救急車くるから!」

「頑張れよ!!!」

と耳元で言ってあげられなかったんだろうと。。。

私の自己嫌悪を救う道はただ一つ。

バイクの運転手が無事である事。

まぁ、無事ではないことはわかってますが、

一命を取り留めること。

昨日の千葉日報には意識不明の重体と出ていたようです。

読売の京葉欄には昨日も今日も記事になっていないです。

どうか、

どうか、

どうか、

助かってください。






ボンズ


店主


また金曜日にお会いしましょう。

























0 件のコメント: