時には軽々しく書けない内容がある。
昨日、ニュースでも大きく取り上げられていた、この光市母子殺害事件は、まさにそれである。
少年法の是非を問う事件でもあるが、被害者のことを何処まで重視し、悲痛な叫びをどこまで
汲み取ってくれるかも焦点であった。
遺族の本村さんの言葉で印象に残った言葉がある。
大月被告について・・・
もう一度やり直すチャンスを与えるのが正義なのか、命で償わせるのが正義なのか
13年間悩み続けた・・・と。
また、酷なことを言うようだが、被告はこれから大変な日々だが、それを乗り越えて
死刑という罰を受け入れてほしい・・・と。
自分の妻と子供を殺されて、まして妻は殺されたあと、レイプされ・・・・
そんなことをした加害者のことをこんなに冷静に語れる本村さんの姿に驚いた。
驚いたという言葉は本望でないが、言葉が見つからない・・・
ビックリした?凄いと思った?どれも違う・・・ただただ、驚いた・・・
たぶん私なら、闇でピストルを買い、裁判所で待ち伏せし、加害者を殺す・・・
そう考える男たちも多いはず・・・
しかし、そんな考えは、浅はかな考えなんだろう・・・
そんな考えの奴には加害者を死刑にすることも出来なかったし、日本の司法も変えられない
のだろう。
今回の判決で間違いなく少年法は厳しくなるだろう、まだまだ先だが、年齢も18歳から15歳に
下がるかもしれない。
13年かけた本村さんの努力が実ったと言うことか・・・
本村さんは2年~3年前に再婚されているということを聞いた。
いくら加害者が死んだとしても、絶対に癒えない心の傷が残るが、
これからの人生を楽しんで頂きたい、まだ35歳なんだから・・・
13年間お疲れ様でした。
千葉餃子 ボンズ
店主
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